新しいフリーフライト模型グライダーの紹介

作成:滝 敏美
2022年6月7日




新しいフリーフライト模型グライダーを紹介します.

ねらい

■ 製作するのに特別な技能がいらないこと.
■ 入手し易く,安価な材料でできること.
 - バルサ材を使わない.
■ 塗装が不要なこと.
 - 有機溶剤を使わない.
■ 飛ばすのが簡単なこと.
 - ハンドランチグライダー,紙飛行機は調整が難しい.
■ 性能がよいこと,ただし,比較的狭い場所で飛ばす.
 - 小さすぎる機体は性能が悪い → 翼幅 500 mm程度は必要.
 - 小さすぎる機体は製作と調整が難しい.
 - 大きすぎると性能が良すぎて,狭い場所では飛ばせない.

特徴

■ 小型,軽量
 - 翼幅 300〜900 mm,重量 20〜90 gf
 - 低レイノルズ数:20,000〜40,000
 - 比較的狭い場所で飛ばす.滞空時間は20〜60秒.
■ 材料,構造,工作法
 - スチレンペーパー+ヒノキ棒:入手容易,簡単な工法
■ 形状
 - いろいろな形状が可能
■ 発進方法
 - ハイスタート発進を採用
 - 機体の大きさ,形状の制限無し
■ 調整方法
 簡単,確実な調整:ガーニーフラップの採用

材料・工法

■ 材料
・主材料:2mm厚スチレンペーパー
 - ダイソーでA3サイズ5枚が110円
 - 軽い
 - 加工しやすい
・補強材:ヒノキ棒
 - ホームセンターで入手可能,安価
 - 軽くて,強い
 - 加工しやすい
■ 工法
・平板上で接着:正確にできる.
・塗装が不要:有機溶剤を使わない.
・修理・改修が簡単.

製作方法の概要

(1)平板(カッティングマット)の上で,切り出した部品(スチレンペーパーとヒノキ棒)を接着して翼と胴体を作ります.
接着には発泡スチロール用の接着剤を使用します.
接着剤が固まるまで,マスキングテープで固定しておきます.



(2)翼と胴体を接着します.治具を使って正しい角度に固定します.






(3)キャンバー付きの翼の場合は,平板上で補強材を接着した後,翼型になるように曲げ,下面に食品トレイから切り出したリブを接着します.





作り方の資料

T-4グライダーの作り方の資料をダウンロードするにはここをクリックしてください
技術ノート_15_T-4_模型グライダー(2,717KB)